本のメモをとっていた、ブクレコさんがサービス終了ということで、ブログにメモを。



LGBTに関することから、その人達に向けてのマーケティングについての一冊。

マーケティングの本質は、売れる商品をどうつくるか。

ダイバーシティーとは、統一的にまとめられてしまう事やモノに対して、本来の特性や個性を尊重して多種多様な状態を肯定すること。

古来、人は同性愛に寛容だった。カエサル、白河天皇。

戦後、工業団地が広まり、ユニバーサル化が広がると同時にダイバーシティーが許容されにくくなった。
新宿二丁目もこの1960年代に呼ばれだした。
エイズがゲイ特有の病気と決められたのもこの時代から。

性的マイノリティの消費意欲が高い背景
・子供がいないので、教育費や住宅ローンの負担が軽い。
・美的センスやカルチャー志向が強く、関連する自己投資欲求や自己主張欲求も強い。
・将来のビジョンを描きにくく、今現在の楽しみにお金を費やしやすい。
・特定の人間関係を維持するための交際的支出が多くなりがち。

LGBTフレンドリーに関連する消費力はトータル約150兆円。

LGBTマーケで成功している会社、ライフネット生命、ティファニー、資生堂。

ユニバーサルは、あるはずだ、あると信じたい。
ダイバーシティーは、あるわけない。