この本を読むと、IRを日本に作らないと、未来の日本は明るくなる兆しが見えないな。と思った一冊。
IR(統合型リゾート)=カジノではなく、IRの中にカジノがあるが、収益はカジノ。という事が必要なのかな。



もし、シンガポールのマリーナベイサンズが出来る前に、あれがお台場にあったら、日本の未来は明るくなりそうな気がしませんか?
国内の需要ではなく、海外からの需要です。

私が初めてシンガポールに行って、マリーナベイサンズに泊まった時は、1泊8万ですよ! 8万!
でも、プールは宿泊者じゃないと入れないから、安いツアーで行ってるのに、一泊だけ贅沢して泊まるわけですよ。ツアーの費用よりも、マリーナベイサンズの一泊の方がもちろん高い。
で、カジノにも行って、1万ちょっとぐらいは負けるわけですよ。
そんなシンガポールのマリーナベイサンズは、日本が考えていたカジノの構想を、日本がカジノが出来ないから、ママ転されたらしいです。
なんだか悔しい。けど、日本の動きが遅かったのでしかたが無い。

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2020年に一度だけ賑わうであろう好景気に浮かれるより、我々が考えるべき事は、四国の1.5倍の人口が減少する日本の2020年代に何をするのかということ。その為に何を準備するのか。

2010年に二つのIRをオープンさせてシンガポールは、前年の2009年の外国人観光客は970万人だったが、2016年には1520万人を超えている。

2015年、マリーナベイサンズのホテル客室収入:400億。モールの収入:180億。カジノの収入:2500億。

カジノで絶対負けない為には、やらない事。一日に一度しかやらない事。
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