スピリチュアルな空間に身を置いて
先日、外苑前にある「ブッククラブ回」へ。
一歩足を踏み入れれば、店外も店内も心地よいスピリチュアルな空気感で満たされています。

私はこの雰囲気が、嫌いではありません。
むしろ、サイケデリックトランスとスピリチュアルの相性は抜群だと思っています。
テクノ、ハウス、HIP HOP……さまざまなジャンルがありますが、やはり「スピってる」といえばサイケ。
内面へ深く潜り、意識を拡張させる「音」の感覚は、こうした空間によく馴染みます。
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国産にこだわる「結び」の伝統
今回の目的は、しめ縄作り。
昨年、氏神様の神社で体験して以来、その面白さに魅了されています。

何より大切にしたいのが、「国産」であること。
安価に流通しているものの多くは外国産ですが、伝統的な行事だからこそ、この瞬間だけは国産の素材にこだわりたい。
指先を通じて伝わる藁の感触は、どこか自分の中の「軸」を整えてくれるような気がします。
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一時間ほどかけて、無事に完成。
なかなかの出来栄えです。
お正月飾りのイメージが強いしめ縄ですが、実は役目が終わるまで飾っておいて良いのだそう。
人の出入りが多い場所に飾ることで、厄を祓う効果がある。
今の私に必要な「結界」が、そこに出来上がりました。
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南青山に眠る、最先端の「音」の記憶
完成したしめ縄を手に、表参道のハンバーガーショップを目指して散歩。
冷たい冬の風を感じながら歩いていると、不意に懐かしい場所にたどり着きました。

「lebaron tokyo(ルバロン東京)」
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30代の頃、本当によく遊びに来たものです。
当時はとにかくお金がなく、どうにかしてゲストリストを確保して入ったっけ。
ビールが1000円、レッドブルウォッカが1500円……
あの高揚感と財布の寂しさは、今でも鮮明に覚えています。

正直、クラブとしては音量も小さく、音質が良いとは言えませんでした。
けれど、そこには最先端のオシャレに敏感な人々が集い、言葉にできない「空気感」が渦巻いていました。
表参道の奥にもう一軒、二大オシャレクラブとして君臨していた場所がありましたが(名前が思い出せない!)、ルバロンのあの独特な煌びやかさは唯一無二でした。
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今はb-monsterに。
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イルミネーションが照らす今の自分
ふと見上げれば、表参道の並木道にはイルミネーションが煌々と輝いています。

若い頃には、少し気恥ずかしくて遠巻きに見ていたこの光。
不思議なことに、歳を重ねるほどに、この温かな光に近寄りたくなる自分に気づきます。

指先で編んだ伝統のしめ縄と、かつての夜を彩ったクラブの残響。
新旧の「音」と「光」が交差する冬の表参道を、少しだけゆっくりと歩いた一日でした。
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